金井学園体育館 竣工落成式 学園のまど 金井学園

学園のまど

金井学園体育館 竣工落成式

昨日9月1日(金)青空の下、金井学園体育館竣工落成式が福井キャンパスにて行われました。



 
金井理事長が落成式にて施主挨拶を行いました。

「この金井学園体育館の竣工落成式を挙行するにあたり、多数の御来賓の皆様にご臨席をいただき、盛大に挙行出来ますことを心から厚く御礼を申し上げます。
施主としての挨拶、また式辞というよりも、私の場合は謝辞になるかもしれません。
この体育館を建設するにあたり、構想そのものは今から10年ほど前から持っておりました。以前の体育館は、築約50年の月日を経ておりました。当時の福井県では大きい体育館であったようですが、学生生徒数の増大とともに小さな体育館となっていきました。また、老朽化とともに床面の傷みも増え、床の木ねじで服が破れたり怪我をしたりするとの報告があり、毎年修理をしながら使用していました。しかし、これ以上は修理では補えないということ、また、耐震補強という安全確保に関する問題もありましたので、新体育館の設計・企画に入ったわけでございます。

約4年という月日をかけて工事を行ってきました。工事に伴い様々なご迷惑をお掛けしたにも関わらず、温かく工事を見守って下さった町内会の皆様、地主様には厚く御礼を申し上げます。
私の思いとしては、設計・デザインについては使用する学生・生徒の安全を第一に、また、体育館の建設にあたっては地元福井の業者様にお願いし、学園の卒業生にチームに入ってもらいたいということで、村中建設様にお願いをしました。設計、デザイン、建設、数々の下請け全てが福井の業者、あるいは学園OBの方が経営する業者です。こうして出来上がってみると、チーム福井、チーム村中にお願いしたことを本当によかったと心から思います。
設計、デザイン、施工を担っていただいた皆様、暑い日も寒い日もこの建物に情熱を持って技術を注ぎこんで下さった職人の皆様に対し、この場を借りて心より御礼を申し上げます。

これからは、学園の教職員が体育館を有効に活用して参ります。体育館とはいうものの、ご覧の通りアリーナだけで構成された体育館でスタンドはありません。ここは体育館という名の教室だからです。この教室で、大切な学生・生徒たちを、時には厳しく愛情をもって育てるとともに、我が郷土福井県、我が祖国日本で、金井学園からますます発展していくこと、教育力の更なる向上のため、教職員一同努めて参ります。
今日この竣工式、落成式を挙行するにあたりまして、忙しい中臨席いただいたご来賓の皆様、工事に携わっていただいた関係業者の皆様や報道関係の皆様に対し、衷心より厚く御礼を申し上げまして施主としての挨拶とさせていただきます。」



   
その後、ご来賓を代表して西川一誠福井県知事、山崎正昭福井工業大学名誉総長より祝辞を頂き、建設にあたりご尽力頂きました関係者の皆様へ感謝状を贈呈致しました。

      
式の最後には書画の除幕式が行われ、福井市出身の書家である吉川壽一先生の書、「心」「技」「体」の文字が体育館を飾りました。吉川先生は、「体」力を鍛え、「心」を鍛え、神「技」を披露してほしいと述べられました。
  


 
  


たくさんの方々にご尽力ご協力頂いて完成したこの体育館を、私達教職員が一丸となって、学生・生徒のため、より良い教育のため活用して参ります。

 

※金井学園体育館
 <主要施設の仕様>
 ◇アリーナ(床面積3,563.12㎠、天井高12.5m)
  付属設備:防球ネット、電動ロールスクリーン、音響設備
  ・バレーボール 試合時5面、練習時7面
  ・バスケットボール 2面
  ・バトミントン 4面
 ◇2階ランニングコース(直線部100m、1周250m)
 ◇1階多目的室(63.88㎡)
 ◇2階トレーニングルーム(107.69㎡)