平成30年度辞令交付式・職員会議 学園のまど 金井学園

学園のまど

平成30年度辞令交付式・職員会議

4月2日(月)10:00~平成30年度辞令交付式及び職員会議が行われました。(出席率85.4%)



辞令交付式の後、理事長をはじめ、掛下学長、高校吉田校長、中学校加藤校長より新年度のご挨拶をいただきました。

【理事長】
まず今年度より新学長にお迎えしました掛下知行先生をはじめ、非常にたくさんの先生方をご招聘でき、ご就任いただきましたことに御礼を申し上げます。今年度は第2次中期経営計画の最終年度にあたります。学園の教育環境整備においては、武徳殿の改築工事が最終段階に入りつつあり、ほぼ完了しています。学生・生徒の課外活動の点では、非常に顕著な成果が表れています。しかし一方で高等学校の進学実績、中高大の連携、国際交流と人材育成においてまだ未達の部分が残されています。大学での就職実績については、現在の売り手市場に満足せず、今後買い手市場となったときに現状を維持できるような努力をしなければなりません。現在定員未充足となっている学科についても、今後どのように定員を充足していくかが大学の大きな課題であります。中高の大きな課題は進学実績の確立です。スポーツ学校で終わらない為にも、知育、徳育、体育の3つに焦点を絞り運営にあたることが大事です。現在、学園の将来を担う若手教職員による第3次中期経営計画の策定を行っていますが、第2次中期経営計画よりもさらに高度な、そして発展した計画案を立案することが大きなミッションであります。「学生・生徒のために」というモットーを胸に精力的に策定にあたってくれることを強く希望するとともに、教職員の皆様のご協力をお願いしたいと思います。最後に平成30年が学園の教職員の皆様にとって良い一年でありますように、各学校がより飛躍する一年になりますように心から祈念いたします。今年度も一年間よろしくお願いいたします。



【掛下学長】
皆様方には金井学園の建学の精神を軸に教育と研究に邁進していただくことをお願いします。変化する社会構造の中で、これから押し寄せてくる少子高齢化という大波にのみこまれないように、教員と職員が一体となって活発に活動していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。



【吉田校長】
本年度の福井高等学校の方針といたしまして、「すべては学生・生徒のために」をという基本理念のもと、進学、スポーツの面でトップを極め、また専門分野ではスペシャリストを目指して生徒が自分の得意とする分野で可能性に向かって邁進する教育を推進します。本年度は第2次中期経営計画の最終年度ということで、8つの戦略分野における5年間の目標の完結を目指し、さらに新しい構想や授業を取り入れ、1年後に始まる第3次中期経営計画に向けて備えたいと思います。学力、人間力を身に着けて、進学面でもスポーツ面でも実績を残し、そして専門的資格を取得させ充実した高校生活を送る中で、最高の進学先や就職先を確保して卒業させられるよう、今年度も教職員全員が全力で努力をしてまいります。



【加藤校長】
本年度は第2次中期経営計画の仕上げの年ということで、教職員一同一丸となって目標を達成できるように頑張っていきたいと思っております。特に募集力の向上について、少子高齢化によって生徒の数が年々減少していく中で、生徒さんや保護者から選ばれる学校となるために、「すべてを学生・生徒のために」という本学園の基本理念のもと、教育の不易と流行の部分をしっかりと見極め、中高連携をさらに深めながら教職員が緊張感をもって、質の高い魅力ある中学校教育に取り組んでいきたいと考えております。生徒一人ひとりに目をくばり、生徒の心に寄り添いながら良さを認め、伸ばしてあげられるような、丁寧できめ細かな指導を行うためにも、教員の質の向上は必須であります。今後も自己研鑽に努め、事業研究や外部研修等を通して教育者としての資質向上に取り組んでまいります。皆様方のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。