学校法人金井学園創立70周年 金井学園

学校法人金井学園
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学校法人金井学園創立70周年

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金井学園理事長 金井兼

金井学園 理事長  金井 兼

金井学園 創立70周年
 学校法人金井学園は、日本の国づくりには若い科学者の育成が最も重要であるとの強い信念に基づき昭和24年に北陸電気学校を創立してから、今年で70周年を迎えました。
 この間、福井工業大学を核として、大学院、高等学校、中学校を擁する総合学園として発展して参りました。福井工業大学においては、開学50周年を機として平成27年に単科大学から文理融合型の工科系総合大学に大きく生まれ変わりました。
 これも偏に、これまで歴史を築いてこられた教職員並びに同窓生のご努力とご貢献、そして、これまで支えて頂きました地域や保護者の皆様のご協力によるものと深く感謝申し上げます。
 未来を創る教育には、人類の「夢」が深い祈りのように託されています。教育の本義は人を見下す権威の学歴でもなく、単なる知識の詰め込みでもありません。人間が人間らしくお互いに学び尊敬し合い、ともに幸福への知恵を湧き出だすことであると思います。
 知識は社会に貢献しなければ意味がありません。このキャンパスがある限り、この学生・生徒たちがいる限り必ず明るい未来が開ける、そう市民に信頼され地域に希望を贈ることこそが、我が学園の使命であり学園存続の意義でもあると深く決意致しております。
 創立70周年を迎えた令和元年が本学園の第3次中期計画始まりの年でもあります。金井学園は、「すべてを学生・生徒のために」を基本理念とし、これまで以上に未来志向の教育・研究の充実を図りながら、夢の実現に向けて邁進して参ります。
福井工業大学学長 掛下知行

福井工業大学 学長  掛下 知行

福井工業大学 創立55周年
 学校法人金井学園は本年で70周年を迎えました。また、福井工業大学は、来年に創立55周年を迎えます。福井は道元禅師の永平寺を初めとして、古くから我が国の地方における知の拠点としての役割を果たしてきました。福井工業大学も昭和40年の創立以来、地域における、我が国の科学技術立国を支える知の拠点として教育、研究、産学連携に貢献して参りました。平成27年度よりは3学部に組織再編し、工科系の総合大学として新たな展開を図っております。この再編は、地域活動に必要な学問領域の確立を心掛けたもので、具体的には、地域産業促進、防災等の環境改善、少子高齢化を考慮した仕組みと構造を推し進めることに対応するものであります。
 創立以来50年以上に亘り、福井工業大学がその役割を果たすことができましたのも、同窓生、保護者の皆様ならびに地域の方々の並々ならぬご支援、ご協力および暖かいご配慮によるところが極めて大きく、改めて心より感謝申し上げる次第です。
 福井工業大学は本年より始まる金井学園の第3次中期計画に基づき、「すべてを学生のために」をモットーとして、地域と共に生き、世界に羽ばたく人材を育成する、社会に開かれた大学を目指して、より一層の努力をして参ります。今後ともご支援、ご鞭撻の程をどうぞよろしくお願い申し上げます。
福井高等学校校長 吉田五衛

福井高等学校 校長  吉田 五衛

福井工業大学附属 福井高等学校 創立60周年
 高等学校は昭和34年に福井実業高等学校として認可を受け、昭和40年に福井高等学校に、更に昭和53年に福井工業大学附属福井高等学校と改称しまして、今年、創立60周年を迎えました。
 創設時は、主に電気・機械などの工業系学科を設置しましたが、昭和40年の校名変更に伴い普通科を設置してから、徐々に工業系からの脱却がみられます。
 平成に入り5年一貫看護師養成の衛生看護専攻科も新設しまして、以来、建学の精神に沿った教育理念のもと、文化・スポーツの両面での最高峰を目標にしています。平成22年には県内で初の「特別進学科」を創設して、現在は「進学の工大福井」として難関大学進学を目指す教育に転換し、進学校としての合格実績をあげています。また、「スポーツの工大福井」では、多くの全国優勝を輩出する優秀なアスリート集団として、充実した活動を続け素晴らしい成果を残しています。
 創立60周年を迎え、施設・設備も充実され恵まれた教育環境の中で、同じ敷地にある中学・大学との連携・一貫教育を実施しながら、これからも「人類社会の福祉に貢献」できる誠実で優秀な人材育成に邁進して参ります。
福井中学校校長 小木一良

福井中学校 校長  小木 一良

福井工業大学附属 福井中学校 創立30周年
 福井工業大学附属中学校として産声を上げて、30周年を迎えました。建学の精神の崇高な理念のもと、「国際社会に貢献できる有用な人材育成」を目指し、節義を重んじる人格教育、個の能力に応じる多様で丁寧な教育を基本として、年々教育成果を積み重ね、発展してまいりました。クラブ活動では、全国を相手に活躍するチームや選手を多く輩出し、国際交流やボランティアなどでも多くの生徒が積極的に活動するようになりました。また、在籍生徒が230人を数えるまでにもなりました。これらも先輩の教職員、同窓生、保護者、地域の皆様のご理解とご支援の賜物と、深く感謝申し上げます。
 時代の変化とともに求められる生徒像も変わり、国を挙げて協働して学びたくましく未来を切り拓く人材の育成が求められています。建学の精神に基づいた教育を基調として、時代の変化に対応した英語力、社会力、プレゼン力、コミュニケーション力など、これからの時代に必要とされる資質能力を育成する体制づくりが急務であります。そのために、中高一貫教育の体制整備をさらに進め、新たな時代の福井中学校の人材育成に挑戦していきますので、ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
第3次中期計画 -中期ビジョンの背景・思い-
基本理念
すべてを学生・生徒のために
  • 金井学園
  • 福井工業大学
  • 福井高等学校・福井中学校
  • 法人本部
第3次中期計画
進化しつづける施設・設備
キャンパス

福井キャンパスFukui Campus

中学校、高校、大学の校舎が集まるメインキャンパス

あわらキャンパスAwara Campus

スポーツ関連の実習施設が充実

キャンパス

金井学園 体育館Gymnasium

バレーコート5面、バドミントン4面の他、屋内ランニングコースも配されていて、県内随一の規模を誇る。
(2017年9月竣工落成)

キャンパス

武徳殿Martial arts field

国際基準を満たした試合場。1階には柔道場4面、2階には剣道場2面、空手道場2面を設置した武道場。
(2018年9月竣工落成)