地域との連携事業推進に向けて~鯖江市で第9回相互連携協議会を開催~|KANAIGAKUEN ACTION BOOK|金井学園


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鯖江市と鯖江商工会議所と福井工業大学の相互連携協議会 開催


鯖江市と鯖江商工会議所と福井工業大学は、平成22年に相互連携協定を締結し、産官学での幅広い事業を協同するようになって、今年度で丸8年を迎えました。今年度の事業をスタートするにあたり、鯖江商工会議所を会場として4月26日(木)10:00より、この三者の代表12名からなる相互連携協議会が開催されました。

 

この協議会は、相互連携協定に基づいた活動・運営の適正化、活性化等を図るために毎年度4月当初に、前年度の活動報告並びにその年度の活動計画案について報告・承認が行われてきました。今年で9回目となる今回の協議会でも、平成29年度活動報告と、9年目となる平成30年度活動案について相互連携協議会で慎重な審議が行われ、承認されました。

 

本学側の委員として、今年度就任した掛下知行福井工業大学学長、金井学園法人本部の田中常務理事、大学の羽木地域連携研究推進センター長と佐野事務局長が今年度の活動をけん引してまいります。

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平成30年度 事業計画案

 

承認された今年度の事業計画案の主なものは以下の通りです。

1 産業の振興・発展および新産業の創出

・委員の委嘱や受託、共同研究推進
・産地ブランド確立のための産学官金連携事業の推進

2 地域活性化のための人材育成

・出前講義、出前実験開催
・学内企業合同説明会やインターンシップの積極的な受入れ

3 心豊かな地域の未来を創造するための活動

・環境審議会、鯖江市総合戦略推進会議参画
・さばえの環境フェア・ものづくり博覧会への参加

4 地域における活動等

・河和田地区への事業参加、河和田キャンパス構築

5 その他

・商工会議所会報での大学研究紹介
・大学教員と企業との交流会
・大学の文科省補助事業への外部評価委員としての協力
・経産省認定事業の委員委嘱


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協議会の冒頭、牧野鯖江市長、鯖江商工会議所の黒田会頭のご挨拶の中では、

「ものづくりのまち鯖江が、50年、100年後も持続可能な街として輝き続けるためには、地域の産業力、経済力が大きな鍵であり、大学との協同によるさらなる活性化が欠かせない。福井工業大学との連携事業に対しても大いに期待している。地域の活性化に最も大切なのは人。地元に貢献できる人材の育成のためにもお互いに協力していきたい。」

といったご意見をいただきました。


鯖江商工会議所 黒田会頭 ご挨拶

鯖江市 牧野市長 ご挨拶


一方で、掛下学長も、「連携に対し積極的に協力し、地域に必要とされる大学となるよう今後も努力していきたい。また、自分自身のこれまでの研究活動も何らかの形でメガネなどの地場産業に貢献できるかもしれないので、お声かけください。」と述べました。

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協議会の議事を終えたのち、掛下学長は形状記憶合金の簡易実験キットを使って、参加した委員の方々に簡単な実験を披露し、メガネなど使われている金属材料や冶金に関する研究の話でしばし盛り上がりました。

来年はいよいよ協定締結から10年目を迎えます。新しい学長と共に、新たな10年に向けて産学官の交流がこれからも進展することを楽しみにしたいと思います。


会議後 歓談する3人

三者代表の記念撮影


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文責:金井学園広報 KEI NEWS STAND 

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【 関連のリンク】
>大学ウェブサイトより: 福井工業大学の連携自治体一覧
KEI NEWSSTAND BLOGSより:昨年度の連携協議会について書いています


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