第10回 鯖江市と鯖江商工会議所と福井工業大学との相互連携協議会 レポート|KANAIGAKUEN ACTION BOOK|金井学園

   

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第10回 鯖江市と鯖江商工会議所と福井工業大学との相互連携協議会
日 時 : 2019年4月19日(金)
場 所 : 鯖江市役所 全員協議会室

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鯖江市と鯖江商工会議所と福井工業大学は、相互の発展を図り、豊かな地域の未来を創造し、まちづくり、産業、学術などの分野で相互に協力・支援するため相互連携協定を締結。この運営の適正化を図る目的で相互連携協議会を毎年開催しているが、今回はその第10回目という節目の年を迎えた。

 


左上:牧野鯖江市長 右上:掛下学長 左下:黒田会頭 右下:大学関係の委員



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冒頭、3者の代表がそれぞれ挨拶を行う中で、

牧野鯖江市長からは日ごろの交流に対する感謝の言葉とともに、このような発言があった。


「鯖江市が近年力を入れているSDGsの達成を目指す市政運営のなかで、持続可能なものづくりには、産学官の連携も不可欠であると考えている。協議会も今回で10回の節目となった。原点に立ち返り広範な連携を期待している。」

続いて、就任から2年目を迎えた福井工業大学の掛下学長が挨拶。

これまで長い間の交流に対して尽力いただいたことに敬意を表し、特にインターンシップや鯖江市内企業独自の学内での合同説明会の開催、本学の2年生を対象とした地域共生学において鯖江市長から講演をいただき、学生に刺激を与えてくださっていることなどに触れた。また、 河和田地区での学生の活動への協力、商工会議所会報において毎月「福井工業大学研究紹介」を掲載していることなどこの10年の交流の中で枚挙にいとまがないほどの事業が展開されていることに触れたのち、この4月に設立した”AI & IoTセンター”の紹介があった。

「本学が本年度打ち上げを予定している小型人工衛星のデータを筆頭に様々なデータを集積し、サスティナブルな社会を実現するための応用研究としてAI&IoT を活用した県kっ有拠点を設立した。本学の工学部や環境情報学部の教員がその枠を超えて一致団結してその知財を活用し、まず地域とともにさまざまな活動に取り組む。スマートシティという考え方で、「福井モデル」という形を作っていきたい。」
と話した。

黒田鯖江商工会議所会頭からは、このような挨拶があった。


「昨年は鯖江市内の企業と大学との交流会を初めて大学を会場として行わせていただいた。研究室なども見学し、企業側からも熱心に質問する姿が見え、ますます大学を身近に考えらるようになっている。令和という新しい時代の入口にあり、このセンターの設立による連携も楽しみにしている。ただし、いかに新作業を起こしていくか産業界の意欲がまだまだ欠けていると感じており、今後も会員にいろいろな情報を紹介していきたいと思う。鯖江市は早くからオープンイノベーションへの取り組みが盛んであり、福井と言わずこの鯖江市を実験コミュニティーとして活用し、「鯖江モデル」を作っていっていただきたい。実りの多い事業展開に期待する。」



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この後、今回の事務局を担当した鯖江市産業観光部商工政策課からは、平成30年どの事業実績報告がなされた。各事業の様子については写真で紹介され、学生の河和田での活動、博覧会ブースでの職員の活躍、本学教員の出前実験などについても詳しく紹介していただいた。

続いて今年度の事業計画について説明があり、計画については承認を得たが、最後の意見交換の際には、事務局側や商工会議所側から、10周年の記念すべき年にあたりこれ以外にも何か新規の記念事業ができたらいいとの提言をいただいた。

今年度新たに就任した川島社会連携研究推進センター長に対して、まちづくりに対する大学および大学生への協力の要望もあり、予定の時間を超えて話が弾んでいる様子に、今後この鯖江市をフィールドにした新たな事業の可能性を感じる協議会となった。

 

Edited by KEI NEWS STAND|金井学園広報

 

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関連リンク | 福井工業大学と連携する自治体は こちら


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