日本海イノベーション会議「福井工業大学 宇宙への挑戦」を開催|KANAIGAKUEN ACTION BOOK|金井学園

 令和5年2月26日(日)、日本海イノベーション会議「福井工業大学 宇宙への挑戦」を開催しました(主催:福井工業大学、北國新聞社様)。次の4名の登壇者による講演が行われました。

  「JAXA宇宙科学の目指す飛躍と福井工業大学への期待」
    宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事補佐  深井 宏 氏
  「宇宙が身近なものになる時代に向けて」
    福井工業大学工学部電気電子工学科教授  中城 智之 氏
  「宇宙通信地上局の取り組み」
    福井工業大学客員教授  皿井 宏仁 氏
  「電波でみる宇宙の姿」
    福井工業大学工学部電気電子工学科准教授  宮本 祐介 氏




 ゲストスピーカーである深井氏はJAXAの取り組みや近年の研究内容について説明されました。特に今後打ち上げが予定されている小型月着陸実証機「SLIM」やX線分光撮影衛星「XRISM」、深宇宙探査技術実証機「DESTINY+」について紹介した上で、「JAXAでは深宇宙探査機など遠く離れた宇宙機を用いるミッションが増えておりJAXAが所有している地上基地局だけでは運用が難しくなってきている。福井工業大学が整備を進めている小型で高性能なパラボナアンテナを有する地上局との連携は、今後の深宇宙探査において重要であり、効率的な地上局運用の共同研究を進めてゆきたい。」と今後の研究展開への期待を述べました。


 また、本学・中城教授、皿井客員教授、宮本准教授が「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」の各研究分野での取り組みを具体的かつ分かりやすく説明。「福井工業大学では今後、NASAの進めるアルテミス計画に関わる研究を全学的に展開する。宇宙分野に興味を持つ人はぜひ本学で学び、研究に参加して欲しい。『福井工大といえば宇宙』と言われるようになることを目指している。」と述べました。



 講演後の質疑応答では「JAXAではスペースデブリの研究はどのように取り組んでいるのか?」「北陸地方でパラボナアンテナを建てることは気象条件を考えると難しくないのか?またその耐用年数はどのくらいなのか?」など質問がありました。
 参加者からは「宇宙に興味があったので父と参加した。複数のアンテナを用いて研究ができる環境が北陸にあることに驚いたと共に興味を持った。」「北陸にも宇宙研究の拠点ができることで宇宙を身近に感じられると思う。また市民の学びの場としても活用していって欲しい。」「スペースデブリの処理に興味を持っており今日の講演会に参加した。話を聞いて将来、宇宙に関する研究を仕事にしたいと思った。」などの感想が聞かれました。


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