令和5年5月20日（土）・21日（日）の二日間、アーバンデザインセンター坂井（UDCS）において、三国湊学生建築展が開催されました（主催UDCS）。UDCSで学生アシスタントディレクターとして活動している本学環境情報学部デザイン学科4年 小西なずなさんが中心となって企画したこの建築展は、三国駅周辺の活性化をテーマとしています。北陸新幹線敦賀延伸に向けた観光活性化の提案や三国祭の人山車をヒントにした駅前空間の活用計画など、デザイン学科学生が都市デザイン実習で作成した6作品が展示されていました。
三国祭期間中ということもあり、多くの人が立ち寄り鑑賞していました。鑑賞した人からは「細部にまでこだわって作られていると感じた。」「ふらりと立ち寄ったが、素敵な空間で展示とマッチしていて、とても良かった。」「人山車を街並みに取り入れる発想は面白いと感じた。実現すれば様々な街並みが見られそうで楽しみ。」といった感想が聞かれました。また、デザイン学科卒業生も立ち寄ってくれ、小西さんに展示作品への感想や学科のプロジェクト活動の近況などを尋ねていました。
小西さんは「会場である古民家の雰囲気の良さを生かした展示になるよう心掛けました。私たち学生の考える街づくりのアイディアを発信し、地域の人が街づくりに興味を持つきっかけになれば良いと思います。また自分が中心になり展示会を企画することの大変さを経験し、とても勉強になりました。今後、このような機会があれば積極的に参加したいと思います。」と語っていました。
【アーバンデザインセンター坂井（UDCS）について】
UDCSは公・民・学が連携しながら地域課題解決のためのまちづくりを推進するプラットフォーム。福井工業大学は、東京大学、東京都市大学と共にUDCSの活動に参画。まちづくりデザインセンターを中心として三国エリアをフィールドとした教育研究活動に積極的に取り組んでいます。
