004

新卒

福井工業大学附属福井高等学校 教諭(社会・国語)

田代 Tashiro 北村 Kitamura

Q. 県外出身の2人が本校で教員になることを決めたきっかけは?実際に福井で働いてみてどう?

田代│東京での私立学校教員採用説明会で本校のことを知りました。勉強もスポーツも頑張っている文武両道の学校であり、結果を出せていることに魅力を感じました。
私は、千葉の九十九里浜出身なのですが、福井は地元に似ていて親近感がわきました。また、人が優しく、マナーが良いところで、住みやすい街だと感じています。

北村│自身が通っていた大学の就職支援課の紹介で本校の教員募集について知ったことがきっかけです。学生時代はスポーツをしていたので、スポーツ実績で知名度が高い本校で教員をしてみたいと思いました。福井は、自然豊かで食べ物が美味しい素晴らしいところだと感じています。


Q. 休日はなにをしている?

田代│バスや電車など公共交通機関を利用して、きれいな景色を見に行くことが休日の楽しみです。社会科の教員なので永平寺や教科書に載っているような神社仏閣など、歴史的スポットを見に行くことも多いです。

北村│私はあまり出歩きません。ご当地の話が好きなので、方言をYouTubeやネットで調べ、関西の話し方と比較するなど、生徒との会話や授業のネタになるようなことを探しています。

Q. 授業や部活動について

田代│本校には体育コースなど多くのコースがあり、クラスによって雰囲気が全然違います。時には、具体例を交えて伝えるなど生徒やクラスに合わせて授業の方法を変えています。生徒の表情を見ていると理解度もわかるので、1年間試行錯誤していく中で、様々な授業の方法を学びました。
部活動は、卓球部の顧問をしています。技術面は監督やコーチが指導するため、私はメンタル面で生徒たちをサポートしています。

北村│私は男子バレー部の顧問をしています。部員の生活指導など技術面以外でのサポートをしています。生徒たちと年齢も近いため、気さくに話をしてくれることもたくさんあります。


Q. 本校で働くことについて

田代│1年目から担任をしています。もちろん始めは分からないことばかりで不安でしたが、副担任の先生が支えてくださりました。三者面談や保護者会にも同席してもらい、フォローしていただきました。回を重ねるごとに、自分でやってみたいという思いが出てきて、事前によく相談したうえで、1人で三者面談、保護者会を行いました。2年目の今も、副担任の先生には、アドバイスをもらったりクラス・授業のことで相談に乗ってもらったりなど、クラス運営だけでなく、私の教員生活を手厚くサポートしてくれています。

北村│本校は教職員向けの研修が充実していると感じています。教員としての研修はもちろんですが、理事長をはじめとする法人本部の役員の方から直接話を聞かせていただける研修も多く、自分自身の知見を広げ、教員としてだけでなく社会人としての教養を深めることが出来ています。このような機会は自身のモチベーションアップにも繋がっており、この学びをフィードバックし授業に繋げていくことが出来たらと思っています。

Q. 本校で教員を志望する方へメッセージ

田代│中高大が同じ敷地内にあり、令和3年度には専門学校も加わったことにより、たくさんの学生・生徒と関わる機会に恵まれています。人と関わることで価値観は変わっていくと思います。自分を成長させたい気持ちがある人にとって、本校はとても良い環境だと思います。

北村│歴史と伝統があり、文武両道で結果を出している本校で教員として働いていることに誇りを感じています。本校を支えている先輩の先生方や同僚と共に働くことは、教員として腕を磨けるよい環境ではないかと感じています。