「SDGsと持続可能な物流の実現にかかわる勉強会」にFUTまちづくりデザインセンターが参加しました|SDGs|金井学園

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「SDGsと持続可能な物流の実現にかかわる勉強会」にFUTまちづくりデザインセンターが参加しました

4.質の高い教育をみんなに 7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに 9.産業と技術革新の基盤をつくろう 11.住み続けられるまちづくりを

 令和5年2月26日(日)、「SDGsと持続可能な物流の実現にかかわる勉強会」(主催:福貨通運株式会社)が開催され、福井県内の物流企業や福井県の物流担当者等20名余りが参加。本学からはFUTまちづくりデザインセンターに所属する教員3名とその研究室の学生17名が参加しました。
 勉強会では講師の芝田稔子氏(株式会社 湯浅コンサルティング コンサルタント)から、物流の2024年問題について現状と問題点、各企業が取組んでいる事例についての講演がおこなわれました。
 その後、学生たちが考える「2024年問題に対応した持続可能な物流」を実現するためのアイデアを説明し、意見交換をおこないました。現場を知る企業の方からの意見や指摘などを受けて最終的に次の提案を発表しました。




・環境情報学部 デザイン学科グループ(三寺 潤 教授研究室所属学生)
 街の人々に、コンテナを透明にするなど『魅せる』事で、物流への関心を持ってもらう。またコンテナを活用し特産品を貨物駅で販売する事で周辺の賑わいを生み出す。
・工学部 建築土木工学科グループ(吉村 朋矩 准教授研究室所属学生)
 物流ビジネスプラットフォームの構築やモビリティハブの整備、貨客混載などを進める事で、船舶、鉄道、自動車が連携した効率の良い物流を実現する。
・環境情報学部 経営情報学科グループ(近藤 智士 准教授研究室所属学生)
 小口荷物を取りまとめる役割をコンテナステーションに持たせることで共同物流を促進する。SNSなどを活用した物流業界自体のイメージアップを図る。トラックドライバー向け施設を整備し、労働環境の改善を図る事で人員確保を進める。



 発表された提案に対して、企業の方から「すぐにでも取り組めそうな案もある。今後は行政や大学と協力しながら進めていきたい」といった声が聞かれました。
 また、学生からは「今回の勉強会に参加して一般の人たちの物流問題への認知度が低いと感じた。認知度を上げることにより問題解決が進む原動力になると思う。」「運送業者は荷主に比べ立場が弱くなっている。これを改善し適正な条件で働くことが出来るような仕組み作りが大切だと思った。」「他学科の発表を聞き、全く違う視点で発想されていて参考になった。物流の2024問題のような大きな課題については、様々な視点で考える事が解決の糸口になると思う。」などの感想が聞かれました。

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