福井市上味見での林業体験 「木匠塾」の現場を訪問して来ました。|KANAIGAKUEN ACTION BOOK|金井学園

□□□

環境情報学部デザイン学科が、9月3日から7日まで福井市の旧美山町上味見地区において林業体験学習である『木匠塾』を授業の一環として実施、現地でテント泊をしているということでその様子を台風が過ぎ去った6日(木)に訪ねることにしました。

福井市といいながら、この上味見地区は足羽川の上流に位置しており、県が管理する森林が広がる山間部です。その上味見地区活性化や林業の正しい理解・県産材の活用(森林保全)などを目的として、伊自良の里振興協会や美山町森林組合をはじめとする地元の方々のご指導のもとで林業体験を行います。間伐材を切り出すところから体験した学生たちはすっかり日焼けして、とても逞しくて見えました。

 


現地に到着した時、学生さんがちょうど飲み水を汲みに少し離れた福井のおいしい水にも選ばれている貴重なお清水まで行くところだというので、一緒に連れて行ってもらいました。車で少し森に入ると、水の流れる音が聞こえてくるマイナスイオンたっぷりのお清水(福井のおいしい水/こしょうずの湧水)にたどり着きます。この水を料理に使うのだということでペットボトル10本ほどの水を汲みました。



□□□

さて、水を取りに行った後は、いよいよ間伐材を有効活用するためのスウェーデントーチ制作にとりかかります。スェーデントーチの材料となるスギは、樹齢60年ほどのもので火を点けると数時間から8時間程度燃焼し続け、この丸太に直接鍋を載せて調理することもできるそうです。出来上がったトーチは、10月に開催される地元のお祭りで実際に販売する予定をしています。また、学生たちはそのお祭り自体ににも参加する予定で、地域の活性化にも一役買っているのです。

また、福井県総合グリーンセンターの「もり人づくり事業(現地体験会)」として、材料調達のための立木伐採や造材、デザイン制作に向けた県産材加工・活用施設を視察し、県産材製品のデザイン立案にも取り組む予定でしたが、台風21号の影響で今回の合宿中では中止となりました。


 

夏季休暇期間でしか体験できないこの林業体験、通称「木匠塾」。
―「満点の星空、すぐ目の前には伊自良温泉、そして何よりテント泊がとても楽しいんです。」― と参加学生の一人が語っていました。素晴らしい空間とマイナスイオンをいっぱい浴びて、こちらも元気を沢山いただきました。後期のスタートまであとわずか、残りの夏休みも有意義に過ごしてくださいね。取材対応ありがとうございました。



【関連リンク】
 ・金井学園広報課 木匠塾に関する プレスリリース

 ・取材した日に撮影した写真アルバム KEI NEWS STAN Instagram

 

Edited by KEI NEWS STAND 金井学園広報


tag

#OB・OG#Re_BRANDING#SDGs#お宝発見#お知らせ#ふくいPHOENIXハイパープロジェクト#まなびスタイル#みさきち#グローバル#サスティナビリティ#スポーツ&カルチャー#ダイバーシティ#ラボ☆レポ#世界へ羽ばたけ!#中学校・高等学校#住み続けられるまちづくり#受賞・表彰#地域連携#大学#学生・生徒サポート#安全な水とトイレを世界中に#専門学校#歳時記#気候変動に具体的な対策をを#産学連携#研究#社会連携#製菓専門学校#飢餓をゼロに#高校
タグ一覧はこちらタグ 一覧へ

keyword

TOPに戻る