第15回 建築土木工学科卒業研究展 開催中|KANAIGAKUEN ACTION BOOK|金井学園

 

2月1日 本日から3日間 福井市大和田のショッピングモールエルパ2F催事場 エルパホールを会場にした建築土木工学科の卒業研究展が開催されています。

本日のお昼前、準備出向いているという責任者の五十嵐准教授にお会いしに、会場へ行ってきました。

 

―五十嵐先生―

「研究室によっては、こうした会場での展示が難しい研究内容もあるのですが、私の研究室は設計がメインですので、卒業研究発表会を終えて卒業が決まった学生にもこの展示に協力してもらっています。他にもせっかくの研究を一般の方々にも見てもらいたいということで15の研究制作やポスターを展示しています。ゆっくり見て行って下さい。」

会場に並んだ作品について、ざっくりと先生からの説明をお聞きした後は改めてゆっくりその研究制作を一人で見て回りました。

 

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会場には、先生以外に3人の学生(五十嵐研究室)が受付にいたのですが、まだ準備中の時間だったので皆さんに自分の研究制作についての説明を聞くことができました。

 

(一人目の女子学生さん) 第1次産業から第4次産業までが同じ敷地内でゆるやかに融合する集合体(コンプレックス)の提案。それぞれの建物は離れて建っているのですが、ある地点からみると一つの建物(コンプレックス)に見えるというコンセプトの卒業制作。そこには、単に建物だけでなくそれぞれの「業(なりわい)」をゆるやかに結ぶ女性らしい柔らかな雰囲気の提案でした。



 

(二人目の女子学生さん) 昨年は多くの災害が起きた一年でしたが、そんな中で避難所生活をする家族の姿を見て、もっと快適な避難所を提案できないかという発想から生まれた卒業制作。彼女は、避難した家族のプライバシーや、明るい室内空間、子供たちの遊びの空間を生み出すような設計を大きな屋根の建物で表現したのだと話してくれました。

 



 

(三人目の男子学生さん) 東京と福井、二つのオフィスがそれぞれの立地を活かして設計された卒業制作。そのオフィスの中に外部の人が自由に通行できる道路があったり、東京と福井という場所で固定化しない自由な「働き方」自体を提案しています。説明してくれた学生さんは、来春から福井の家族と離れ東京での仕事を始めるということで、自分の将来と重ね合わせた場所に囚われない新たな働き方を模索することが研究のテーマになったようでした。


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これらの作品以外にも、鯖江市や越前市の地域活性化やまちづくりの提案、原子力関連施設を例にした情報過多の社会に対するアンチテーゼや琵琶湖の水質環境問題といった社会問題をテーマにしたものなど、現代社会が抱える様々な課題と向き合った大作が並びます。



 

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今週末、お時間がありましたらぜひ会場に足をお運びください。(学生に自分の作品を熱く語ってもらうのもおススメですよ)

 

日 時:平成31年2月1日(金)~ 3日(日)10:00~18:00(初日は12:00~、最終日は17:00まで)
場 所:ラブリーパートナーエルパ 2階 エルパホール(福井市大和田2丁目1212)

 

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【関連リンク】 金井学園広報課 プレスリリース 詳細は こちら から

Edited by KEI NEWS STAND


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